「男の育休を取りたいけど、上司にどんな反応をされるか不安だ。」
「上司にどんなタイミングで、どう伝えればいいんだろう。」
今回はこのあたりの話を、私の経験談をもとにお話します。
事前にできること
まずは奥さんが妊娠する前から、できることを2つご紹介します。
日頃からカジメン・イクメンであることをアピール!!
まずは日頃から、家事・育児を積極的に行い、そのことを同僚など日常的に話してみましょう。
そうすると
「○○さんって、家庭をとても大事にしている。」
と社内で評判になります。
私の場合、保育園の送り迎えをしていたことがアピールになりました。
私の会社は基本的に電車通勤なのですが、保育園の送迎のため私は自動車通勤をしています。
その事情を上司に説明したのですが、男性で保育園の送迎をしているのが社内で珍しかったようで、少し話題になりました。
上司に育休を取ることを検討していると伝えておく
妻が妊娠する前、上司に誘われて一緒にランチを食べる機会がありました。
その際に、以下のように伝えました。
「うちは共働きで、家事・育児も夫婦平等にというスタンスです。もし子供ができたら、私が育休を取ることを検討しています。このことについてどうお考えですか?」
上司も少しびっくりした様子でしたが、
「育休を取りたいなら、今のうちから自分の仕事を、他の人でもできるようにしておいてほしい。しっかり引き継ぎできるんなら、育休を取って問題ないよ。」
という回答が返ってきました。
このように事前に上司の感触を確かめておくと、実際に育休を取る時も安心して伝えることができます。
奥さんが妊娠し、安定期に入ったら
ここまで根回ししておけば、もう十分。
奥さんが妊娠して安定期に入ったら、以下の手順で進めましょう。
いつ、どのぐらい育休を取るのか決めましょう
いつ、どのぐらい育休を取るのか、奥さんとしっかり話し合って決めましょう。
育休中は収入が減ってしまいます。
共働きかどうかなど、ご家庭の事情に合わせて決めてください。
共働きであれば、復職後は子供を保育園に預ける必要があります。
万一、保育園に入れなかった場合、夫婦のどちらが育休を延長して子供の面倒をみるのか、決めておきましょう。
※しばらくの間、認可外保育園に預けるという手もあります。
いざ上司に伝えましょう
ここまで決まったら、もう上司に伝えるだけです。
「いつからいつまで、育休を取りたい」
と上司に伝えましょう。
仕事の引き継ぎなどもあるので、余裕をもって早めに伝えることが重要です。
私の場合、事前の根回しの結果もあってか上司からは
「取得したらいいじゃないか、時代もそうゆう流れだし!」
「女性は育休を取ってよくて、男性がダメだなんて、そんな理由はない。」
と声を掛けていただきました。
まとめ
最後に、まとめをしたいと思います。
男の育休を取りやすくするため、普段からできることは、以下の2つ。
- 日頃からカジメン・イクメンであることを、社内でさりげなくアピール。
- 上司に育休を取ることを検討していると伝え、感触を確かめておく。
そして奥さんが妊娠して安定期に入ったら、以下の3つを行いましょう。
- いつ、どのぐらい育休を取るのか、奥さんとよく話し合って決める。
- 万一、保育園に入れなかったら、夫婦のどちらが育休を延長して子供の面倒をみるのか決める。
- 余裕をもって早めに、上司に「育休を取りたい」と伝える。
今回の内容は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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